お金がなくてカードローンを利用したいのですが自分は勤務先も中小だし、年収も低いし、勤続年数も短いので審査に通るかどうか不安です。もしも申告内容に嘘の記載をするとどうなるのでしょうか。少しぐらい年収を多めに書いても大丈夫でしょうか。

虚偽の記載は避けた方がいいでしょう

自分の属性に自信がないとつい年収などを多めに書きたくなる気持ちはわかりますが、それはやめておいた方がいいと思います。確かに少額の借入だと収入証明の提出などはありませんから、多少多めに書いたところでわからないとは思うのですが、カードローン会社は不審に思った際に少額の借入でも収入証明の提出を求めることができます。収入証明を見ればそれが嘘の記載だったことはすぐにわかってしまうので審査に通りにくくなります。また勤務先について調べればある程度年収なども推測できてしまうと思います。たとえ年収を多く申告して多めに借入できたとしても結局返済できなくなってトラブルになるのがおちだと思います。

よくすでに退職して無職なのに以前の勤務先を申告する人がいますがこれもNGです。カードローン審査では必ず在籍確認がありますから勤務先に電話がきます。電話ではカードローン会社を名乗ることはなく、スタッフの個人名でかかってきますのでカードローンの利用を疑われることはありません。在籍確認は必ずありますから勤務先を偽ったところですぐにばれてしまいます。ただし、勤続年数に関してはわざわざ調べたりはしないかもしれません。審査が厳しいと言われているカードローンの中には勤続年数まで厳しくチェックするところもあるかもしれませんがあまり気にしなくていいと思います。

虚偽の申告をしても必ずばれるのが過去の借入歴です。過去に消費者金融で多重債務に陥った、返済できずに債務整理や自己破産をした、返済が3ヶ月以上滞ったなどの情報は決して隠すことはできません。これらはクレジットトラブルとして信用会社に記録されてしまいますので隠すことはできません。カードローン審査ではおもにこの信用情報をもとにお金を貸すか貸さないか判断しているのです。ただし、過去に返済が遅れても完済後5年ほど経過すれば記録が消えますので時期を待って申し込みをするのがいいかもしれません。

とにかく虚偽の申告をしてもなにもいいことはありません。ばれれば審査には不利になります。それよりは審査に自信がないのならできるだけ審査の緩い会社を探して申し込むのがいいと思います。

カードローン申告と金融機関の審査について

お金が無くて困ってしまった時、金融機関に融資を申し込むことがあります。たとえば銀行カードローンで借り入れをしようと思えば、銀行に申し込みをしなければなりません。そしてその申し込み手続きの中には、住所、氏名、年齢などをはじめとした様々な申告項目があります。

そのようなカードローン申告においては、虚偽は絶対にいけません。たとえば年齢がまだ19歳なのに20歳以上だと偽ったり、アルバイトでその日暮らしをしているくせに一流企業に勤務しているなどと偽りを申告すれば、それは場合によっては犯罪行為と見なされてしまうこともあります。
(⇒アルバイトでも普通に申し込んで借りる事ができます

もちろん、そのような嘘はすぐにばれますので、そんなあからさまな虚偽申告を行う人は現実にはあまり見られません。しかし、現在の他社からの借り入れ状況などについては、虚偽申告を行う人は意外に多いのです。たとえば他社から100万円の借り入れがあるのに少し少なめに80万円と申告したり、三件の金融機関から借り入れがあるのに、一件だけから借り入れているように誤魔化して申告したりといった具合です。

そのような嘘をつく人は、「これならばれないのではないか」とか、「少しくらいサバ読んでも大丈夫だろう」などと思うかもしれません。しかし、金融機関は個人情報調査機関できちんと確認しています。その機関では、他社への申し込み状況、他社からの借り入れ状況、それに借り入れ件数や返済状況、更には借り入れ総額などはすぐに分かってしまうのです。

ですから、虚偽申告は見抜かれます。しかも虚偽申告があればあるほど、審査に落ちる可能性は高くなってしまうのです。このことは銀行カードローンだけではなくて、消費者金融キャッシングをはじめとした全ての融資に共通していることです。

融資を申し込む人は、「少しでも審査に通りやすくするために、ちょっと自分に有利になるように申告しよう」と考えるのでしょうが、残念ながらそれは逆効果です。審査が不安な時ほど、逆に全てを正直に申告したほうが審査に通る可能性は高くなるのです。世の中、信用が第一です。そして信用は、正直からしか生まれません。

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