カードローンを申し込みたいのですが、簡単な仮審査が受けられる金融機関はありますか?余計な手間を掛けたくないので、事前に融資可能かどうかだけでも知りたいのです。また、仮審査が受かっても、本審査で落ちるということはあるのでしょうか?

アコム、レイクなど、大手金融機関なら殆ど仮審査が可能です

アコム、レイクといった、テレビCMでよく名を聞く大手金融機関ならば、大抵は仮審査が可能と思って良いでしょう。金融機関によって「仮審査」だったり「お借入れ診断」だったりと名称に違いがありますので、お気を付け下さい。

また、仮審査と一口に言っても、本当に簡単なものから、信用情報機関に照会を行うものまで様々です。後者の場合、信用情報機関に事故情報(いわゆるブラックリストですね)が掲載されていれば、その時点で落とされてしまいます。(参考ページはこちら→ブラックリストという事実の重さ

申し込み後の審査を2段階に分け、それぞれを「仮審査」「本審査」と呼ぶケースもあるのですが、3~4項目を入力するだけの簡単な仮審査であれば、現実離れした数値を入力でもしない限り、落とされることは無いでしょう。

基本的に仮審査を通過できれば、本審査も通過できるケースがほとんどです。加えて融資自体が初めてで、給与を得ているのなら、不安要素は全くありません。しかし仮審査と本審査で入力した内容に齟齬があった場合、審査の結果に大きく響いてしまいます。不安な方は、とにかく入力内容に誤りが無いよう、細心の注意を払って下さい。

なぜ仮審査のあるカードローンばかりなのかについて

カードローンの申し込みを行うと、消費者金融や銀行などの業者により、融資するか否かの審査が行われます。通常、審査は仮審査と本審査に分かれ、仮審査のあるカードローンになっています。なぜ仮審査があるのかにはいくつかの理由があります。

まず、仮審査と本審査の違いについて、仮審査では、申し込まれた情報を元に、コンピュータによる審査が行われます。申込書に記載された年収や職業、年齢などから、その業者の貸出基準を満たしているかの審査が行われます。仮審査は、コンピュータによる判断であるため数分程度など、即判定が可能となっている場合が多いです。

一方の本審査では、仮審査を通過した人について、その申請内容が正しいかの検証を人手によって行われます。信用会社に問い合わせ、信用情報に問題がないかや、場合によっては、職場などに電話をすることで本人の在籍確認などが行われます。つまり本審査では、申請内容に虚偽などが無いかを確認し、貸し出しの最終判断を行う審査ということになります。本審査では、仮審査と異なり、人手による作業になるため、その分時間もかかります。

これら審査が2段階に分かれているのには理由があります。それは、申請内容全ても人手により確認している場合、時間がかかるということが大きな理由としてあります。利用者から申請された内容を、全て人手によって確認することは非効率である為、まずは最低限の基準を満たしているかコンピュータにより振るいにかけられます。最低限の基準を満たした申請のみ、人手で確認することで、審査の作業時間を短縮でき、効率を上げることができます。

最近では、カードローンのカード発行時間が短いこともセールスポイントの1つとなっている場合が多くなっています。そのような中、審査に長い時間がかかることは、業者にとっても不利となるため、どこの業者でも、仮審査と本審査の2段階に分け、ほぼ必ず仮審査がある状態となっています。

【参考ページ】
仮審査について気になる人へもっと詳しく解説

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