借り入れの時に審査で断られることが多い人って、どうしてそんなに断られるのですか?一度でも審査に通ってしまえば、それからの借り入れも問題なく出来ると思っていたんですが、どうやらそうはいかないことがあると聞きました。銀行が貸出を渋る原因を教えてください。

銀行が貸したくなくなるのは債務不履行のリスクがある人です

銀行カードローンを利用するときにいくつか注意することがあります。特に気をつけたいのが、利用方法の中で、銀行が「この人は危ない。いつか返済できなくなるんじゃないか?」と判断するようなケースです。こういった人で該当するのが、ある特徴的な使い方をしている人たちです。これに該当すると、次回の利用で審査の時に断られたりするので、もし当てはまるようなら、気をつけましょう。

銀行にとって、一番やめてほしいのが、返済ができなくなるといった事態です。多少の延滞などは、銀行にとってはそれほどダメージにはならないのですが、債務不履行になると、銀行にとっては貸倒状態になるので、大きな損害を受けてしまいます。そのため、銀行は、そうした債務不履行になりやすい人がどういった特徴を持っているかを判断するいくつかの基準をもっています。

一番の基準は、借入金額と返済までの時間です。わかりやすく言えば、一度にたくさんの借り入れをして(その契約者の限度額いっぱいまでであることが多いです)、返済の期日ギリギリになるまで返済しないと、銀行にマークされます。もちろん、そういった借り入れプランを立てていることもあるので、一回そういったことをした程度では、銀行もそんなに気にかけるようなことをしません。しかし、何度も利用して、その度にこういった借り方をしていると、銀行にとってはリスクが高い顧客とみなされます。そして、そのあと延滞をしたりすると、銀行は、「この人はお金の工面に困っていて、将来債務不履行になる危険性が高い」と判断します。そうすると、次の利用の時に、利用限度額を引き下げられたり、最悪、審査で断られたりします。

【参考ページ】
確実に借りたいなら審査が緩いところを狙おう

銀行カードローンの便利さと、危険のない利用の仕方

銀行カードローンの魅力は、なんといっても総量規制の対象となっていないところです。年収の3分の1を超えるような大金でも、借り入れが可能なのです。年収が300万円の人の場合、消費者金融では100万円までしか貸し付けしてもらえません。しかし銀行では、もっと多く借り入れすることができます。
(⇒消費者金融と銀行の違い

しかも銀行カードローンは、借り入れ限度額も高めです。消費者金融の借入限度額は300万円から500万円ほどですから、どれほど年収が多くても、それ以上のお金の借り入れはできません。しかし銀行の借り入れ限度額は高く、中には1000万円ものお金をカードローンで借りることができる銀行もあります。

それでいて、金利もかなり低めです。小額の貸し付けをメインとしている消費者金融では、18%の金利が適用されている場合が多いのですが、銀行の場合は借りる額が多いと、2~3%という低金利となります。これは、住宅ローンとほぼ変わらない金利です。カードローンでありながら、住宅ローン並みの低金利での利用ができるわけです。そのため銀行カードローンは、年収を上回る大金を低金利で借りたい人にとって、非常におすすめです。

カードローンですから、もちろん大金の一括借り入れもできれば、小分けに借りることも可能です。簡単には使い切れないほどの大金を、都合に合わせていつでも自由に使うことができるわけです。便利ですし、お金に困った時にはいつでも頼りにできるという大きな安心感を得ることができるため、その点でもおすすめです。

ただし銀行カードローンは、計画的に利用しなければ多少の危険が伴います。分母が非常に大きい状態で、小分けに借り入れができるため、現在何円借りているのか把握できなくなることがあるのです。

たとえば1000万円の利用限度額で、数万円ずつ何度も借りていると、だんだんと借り入れ金額のトータルがわからなくなってしまいます。さらに返済も毎月おこなうので、より混乱してしまいがちです。

そのため銀行カードローンは、利用明細をこまめにチェックしながら、計画的に利用することをおすすめします。そうすれば危険を伴うことなく利用できるのです。

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