長年、カードローンやキャッシングを利用しているなかで、最近は、即日融資の融資会社を、という視点では選ばなくなってきました。審査に多少時間がかかっても、1円でも利息が安いところがいい、長い目でみれば、かなりお得度が違う、と思うように。そんななかで、信用金庫のカードローンの特徴について教えてください。とくに審査について。厳しいのか、通りやすいのか・・・やや金利が低いため、気になっています。(参考ページはこちら→審査に通るにはどんな事が大事?

探せば低金利でお得なローンもある分、審査厳しめという見方も

信用金庫は、戦後しばらくした頃の昭和26年(1951年)に誕生しました。企業や個人事業者などの会員を募り、それらの出資に基づいて組織された金融機関です。地域金融機関を協同体でつくった、ともいえます。(参考ページはこちら→信用金庫の簡単な解説

もともとの営業エリアは、地域経済活性を目的としているため、限定的でしたが、現在はそのエリアは広がっています。銀行は銀行法に基づいて業務を行っていますが、信用金庫はこうした歴史背景ののなかでできた信用金庫法に基づきます。

信用金庫の審査は、他の金融機関と同様に、外部組織に委託します。審査を行うのは保証協会で、銀行や消費者機関に比べて大きく審査条件が異なるということはありません。

ただ、消費者機関に比べると、金利が低い個人向けローン商品を取り扱っている信用金庫は多くあります。金利が低いひとつの理由は、その信金の会員であることを条件にしていることにあります。カードローン利用の前に、会員条件など他の審査をクリアしている必要があるわけです。

一方、会員以外向けのカードローンもあり、こちらもやや低めの金利設定になっています。協同組織から始まった信用金庫なので、一人の顧客と長く続く関係のなかで、手数料(利息)を支払ってもらう、という姿勢のところが多いようです。そのため、不特定多数のお客の獲得を目的とした消費者金融に比べて金利は低く、審査は厳しくなっている、というのが一般的な見方のようです。

信用金庫カードローン審査基準はどうなっているの

地元に密着したサービスを展開する信用金庫は、大手都市銀行と違い大きな会社だけでなく地元に根付く商店や中小企業更には地域に暮らす住民のための金融機関です。日頃の暮らしで大きなお金ではないけれど、急な出費でどうしても現金が必要な場合大手都市銀行では手続きに時間もかかり、また審査も厳しいために実際にお金が借りられるか不安です。地元の信用銀行にはカードローンを扱っている信用銀行もあるので、万一に備えて日頃から検討しておくことも大切です。

信用金庫のカードローンは通常無担保でお金を借りることができ、金利も消費者金融機関で借りる場合よりも低く設定されているので可能なら利用するのが得策です。信用金庫も他の金融機関同様カードローンを利用するに当たっては所定の信用金庫カードローン審査があり、過去に金融事故がないなどと言った信用調査とは別に信用金庫ならではの基準として、決められた地域に住んでいる又は働いていると言ったようなことが条件になっている信用金庫が多いです。

金額によっては安定継続した収入があると言った条件がありますが、基本的には学生や主婦でもカードローンに申し込みをすることができ、やはり大手とし銀行と比較するとその審査基準も緩やかな信用金庫が多いです。カードローンの場合決められた貸付け限度額内であれば何度でもお金を借りることができるというのも魅力的なので、万一に備えて地元の信用金庫にカードローンを申し込みしておくと言ったことも、決して悪くはありません。

しかしいくら信用金庫カードローン審査が厳しくないとは言っても、過去に返済が滞ってしまったり他の金融機関から年収の1/3以上の借り入れがある場合などはいくら信用金庫カードローン審査が緩やかでも審査には通らないので注意が必要です。最近ではネットを通じカードローンの仮申し込みをすることができる信用金庫も増えてきましたが、審査に通るか不安のある人は匿名でも審査に通るかチェックしてくれるサイトがあるので、一度試してみる事が出来ます。
(⇒審査に通らなくなる主な原因とは?

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