カードローンの審査で収入証明が必要だといわれましたが、水商売なので用意できません。お金が必要なので借入をしたいのですがどうしたらいいですか?

水商売でも収入があるので借入はできます

ここでの問題は水商売だからではなく、収入を証明する手段があるかということです。

過去数か月分の給料明細を提出することで収入証明となり、それと運転免許証や本人確認できる書類があればローンの審査は受けられます。

たとえば消費者金融や他に借り入れがある場合、水商売に限らずどんな仕事をしていてもローンの審査を通すのはかなり厳しいです。(参考ページはこちら→仕事はそこまで融資審査に関係しない?

なぜなら借入やカードローンを申し込んだ場合、審査のときにカード会社は信用情報機関にあなたの個人情報を請求します。

これは過去の借入で金融事故(延滞や踏み倒しなど)があるかどうかを調べ、現在他社に借入がないか、あなたの申告に嘘偽りがないかを確認するのです。

たとえば他社からの借入があったとしたらここでばれて審査に通らなくなります。それが原因で審査に落ちたという事実も新たに信用情報として登録されてしまうので、借入のときは正確に申告しましょう。

借入をするときに審査されるのはあくまでも返済能力があるかどうかです。

クレジットカードがあるなら一度そこで自分の枠を確認したり、銀行口座があるならそこでカードローンの枠が組めるか確認してみたらいいですね。身近なところで借りるのが一番です。

水商売の人でもカードローンの審査を通ることができます

一般的に、水商売をしている人はカードローンの審査に通りにくいと言われています。なぜそのようになっているのかと言いますと、水商売は収入に波があって安定していないからだという説明がなされることが多いです。しかし、実際には単純にそうだとは言い切れないような部分があります。たとえば、昔から地域密着型で営業している小さな消費者金融の場合ですと、残念ながら水商売に対して偏見を持っていて、門前払いしてしまうようなケースも存在しているのは事実です。

一方、大手の消費者金融の場合には、水商売だからという理由だけで門前払いするようなことは絶対にありません。ただし、特別に優遇するということもありません。つまり年齢や収入などに関する最低限の条件さえ満たしていればカードローンの利用申し込みをすることができます。そして、その後は他の人と全く同じ条件で審査を受けることになります。ですから、他社借り入れがたくさんあったり、過去に滞納した履歴が残っているような人は、当然のことながらカードローンの利用を断られてしまいます。また、職場への在籍確認をすることができない場合にも、審査に通過することができません

水商売の人の場合ですと、この職場への在籍確認が事実上不可能になっているために、カードローンを利用することができなくなっているケースが多いです。たとえば、キャバクラに電話をして利用申し込み者の本名で在籍しているかどうかを尋ねても「そんな人はいません」と言われてしまうのがオチです。でも、消費者金融の中には、かなり柔軟な対応をしてくれるようになっているところがありますので、諦めてしまう必要はありません。ある大手消費者金融の場合には、「源氏名」による在籍確認もオーケーという取り扱いを行っています。

また、収入証明書類を用意することが難しいといった事情も存在します。ただし、50万円以下の借り入れであれば、収入証明書類の提出が不要となっている消費者金融がたくさんありますので、そのようなところを利用するようにすれば、クリアできる問題です。

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