どうしてもお金が必要なので、必ず貸してくれる所を探しています。実はもう消費者金融系で3社ネットから申込みを行っています。それでネットの仮審査では3社ともOKをもらっているんですが、仮審査が通っても本審査で落とされたという話を良く聞きますので不安です。仮審査と本審査ではそんなに基準などが違う物なのでしょうか?3社仮審査が通っていても本審査で1社も通らない何てことはあるのでしょうか?
可能性としては0では有りません
ネットでの仮審査ではOKだったのになんで本審査で落とされるの?という話を良く聞きますが、何が違うのと疑問に思いますよね。ネットでの仮審査はあくまでも簡易審査になりますので、本審査の人の目が入る細かく厳しいチェックに比べればやはり大雑把な範囲で行われる事は確かです。その違いが仮審査OKでも本審査NGの結果に繋がる訳ですが、ただ基本的には仮審査と本審査の基準に大きな違いは有りません。そういうケースにはそれなりの理由が存在するのです。
ではその理由とはなんでしょう。一つ目は証明書類の不備です。これは確率的に多いらしく、仮審査時の時は自己申告の打ち込みだけで通るのですが、本審査ではその内容を証明する書類が必要となってきます。その書類に不備などが有ると、実際には自己申告している内容が証明できない事になりますので、はじかれてします訳です。書類不備、記載内容が仮審査時と違うなどが一番多いケースのようですね。次は仮審査時の申告と証明内容に食い違いが有るという事です。(参考ページはこちら→融資に申し込むなら先に必要な書類を確認しておこう)
特に、職業や在職期間、住所、生年月日などが違うと全く信用に欠ける情報になる為、はじかれてしますのです。また他で借入している事を隠したり、過少申告などするとNGの対象になります。金融情報が確認すればわかりますので、他社での借入は審査時に情報機関で確認されているのです。最後は基準の違いです。大きな違いは無いと前述しましたが、やはり仮審査の方が若干甘めの判断をする為、融資できるかできないかのギリギリの線にいる方はこの理由で落とされる事も有ります。ただこのケースはそんなに多くありませんし、ある程度自身が有るという事であれば、ここでは引っ掛からないでしょう。出来る事は書類などに不備が無いかきっちりと確認する事です。
カードローンがあっても仮審査が通ったのは理由とは
「他社でカードローンを組んでいると新規の借り入れができない」「キャッシング経験があると、評価が悪くなって審査が通らない」という通説がありますが、これはどちらも間違っていると言えます。それぞれの間違っている部分をその理由とともに説明します。
まず、カードローンを組んでいると他社でカードローンを組むことが出来ないという件ですが、これは出来る場合と出来ない場合とにわかれます。なぜケースによって分かれるのかといえば、それは「総量規制」という貸金業ならではの法律が定められているからです。
総量規制というのは「借入金額は最大限度を年収の3分の1とする」というものです。つまり借金全体の金額が年収の3分の1を超えることが出来ないという決まりなのです。カードローンを既に組んでいて、年収の3分の1ぎりぎりの金額の場合には、新規の融資をすることが出来ないのです。
しかし3分の1よりはるかに低い金額であれば、カードローンがあっても問題なく新規借入を申し込むことが出来ます。ただ、3社~4社以上から借入をしていると、そのことだけで「経済的に困窮している」と判断されて、総合金額が低かったとしても、審査で落とされることもあります。
次に今までに融資を受けた経験が、審査に悪影響を及ぼすという件ですが、これも状況によります。例えばこれまでに融資を受けて「自己破産をした経験がある」「借金を完済しないまま何年も放置している」という経歴があると、審査はまず通りません。
しかし、単純に「融資を受けて返済したことがある」だけならばむしろ好評化を持たれます。これまでにも借金をして返済したということはそれだけ返済能力が高く、責任感が高い人間だと判断されるからです。
大抵の場合、こうした情報は仮審査の段階で把握されています。なので仮審査が通ったのであれば十中八九審査を通過することができると考えてよいでしょう。カードローンやキャッシングを使うときにはこのような正しい知識が必要なのです。
【参考ページ】
融資の審査には何故通るのかを調べてみよう