オリックス銀行のカードローンをよく利用しています。繰り上げ返済?という方法を使うと、カードローンの利息を節約できると聞きましたが、具体的な方法を教えてください。
利息を抑える「随時返済」として方法が明記されています
オリックスは、総合リース企業で国内大手企業。オリックス銀行はその傘下にあるグループ会社で、個人向けのカードローン、ネット定期預金などを柱に業務を行っています。
このカードローン、「業界最低水準」の金利をうたっており、年利3.0%~17.8%。しかも利用限度額は800万円と、かなり使いやすいカードローン商品といえます。
この低金利は、利用限度額が高いほど低くなります。利用限度額を上げるためには、一定期間、信頼できるカードローンの利用(借り入れ・返済)を行い、安定収入があると判断されることが必要です。
でも、初回の利用でも利息を安くすることができる、それが質問にある繰り上げ返済です。利息は、返済日に残っている借り入れ残高に金利を掛けたものになります。先に次回以降の返済分を含めて支払うことができれば、借り入れ残高がその分減少し、トータルでの利息を下げることができます。
この繰り上げ返済の仕方は、公式ホームページに「随時返済」として明記されています(2014年時点)。「毎月のご返済以外の日にも、お客さまのお手元に余裕がある場合等に、随時ご返済いただくことができます。」といううれしい説明書きが。
随時返済は、引落しの場合、振り込みの場合などの方法があります。それぞれ申込み方法などがあるため、ホームページでチェックして活用してみてください。
【参考ページ】
オリックスカードの評判についてもチェック
オリックス銀行カードローン繰り上げ返済できるんですか?
オリックス銀行カードローンは、銀行のカードローンなので、消費者金融の総量規制を受けません。また、業界屈指の800万円を限度とした高額の融資にも対応しているので、複数の借り入れをまとめるおまとめローンにも向いています。
用途を問わず融資してくれる便利なカードローンですが、気になるのは金利負担です。できるだけ金利負担を少なくするためにはどのようにしたらよいでしょう。
オリックス銀行カードローンでは、返済方法に残高スライドリボルビング方式を採用しています。これは、融資残高によって月々の返済金額が変わる方式になっています。つまり、残高が減るほど月々の返済金額も減ることになります。毎月の負担は減りますが、融資残高がなかなか減らないことになるのです。
(⇒オリックス銀行の返済ルールについて)
金利負担を減らす原則は、「借りる金額はできるだけ少なく、借りる期間はできるだけ短く」です。残高スライドリボルビング方式では、融資残高が減ると借りる期間が長くなるためその点では金利負担が増すことになってしまいます。
金利負担をてっとり早く減らす方法が、繰り上げ返済です。繰り上げ返済が効果的なのは、住宅ローンだけではありません。オリックス銀行カードローンでは、月々の返済の他に、随時返済を受け付けています。これが繰り上げ返済にあたるわけです。繰り上げ返済は、全額が元金の返済にあてられるため、大変効果的に残高を減らすことができるのです。
随時返済の方法は、簡単です。口座引き落としにしている場合は、会員専用サイトより増額返済の手続きをすれば次の引き落とし日に合わせて引き落とされます。振込なら、いつでも返済が可能です。
ただし、一度に返済できる金額は決められている場合があります。例えば毎月5000円の返済をしているなら随時返済は5000円以上から受付る、などです。詳細についてはコールセンターや、お客様窓口などに問い合せると確実です。(参考ページはこちら→融資に関する相談も遠慮せずに)
月々の返済と、余裕のある時の繰り上げ返済を組み合わせれば上手に金利負担を減らすことができるのです。