2か月ほど前に仕事を辞め、やっと転職先が決まりました。それで喜んでいたら、次の給料日までの家賃の支払いなどがピンチに。どこかから1か月分の生活費だけでいいので借り入れしたいのですが、新しい職場にはまだ3日しか働いていないのですが、カードローンのカードは作れるでしょうか。また、そのときの注意点は?
融資額にこだわらなければ借入れ可能で、以後は勤続年数を増やす
とくに大手の場合、カードローン、キャッシングで借り入れできる必須条件の一つに、「安定収入」があります。質問のように、働き始めの場合だと、まだ最初の給料ももらっていないわけで、確かに不安に思う気持ちもわかります。
さらに、ふつうの人が不安に思うことでよくあるのは、「収入があるけど月に10万円以下なので・・・」というもの。月のなかばから働き始めた場合などはとくに、日割り計算したら予定の月収の半分もない、ということはよくありますし。
でも、この「安定収入」という条件、見方によると、意外とゆるいのです。安定収入のためにはまず、「働いていること」が条件になりますが、これは働き始めでも基本的にはOKです。
また、収入が少なくても、いくらでもあればOKという融資会社がほとんどです。どうしてそんなに優しいのか、という理由は、もう一つの条件、鉄則にあります。それは、「収入の範囲内でしか融資できない」ということ、です。
たとえば月収10万円なら、年収120万円。最近の法律改正で消費者金融に課せられた規制で、総量規制というものがあります。これに従うと、年に40万円しか融資できない。でも逆にいえば、40万円までは融資が可能(個人の条件によりますが)、ということです。
したがって、質問のように働きはじめの場合でも、融資受けられます。以前のキャッシング利用で問題がなければ。そして、その一度に借りられる借り入れ限度額を増やしたいと思ったときの注意点としては、できるだけ勤続年数を増やしてください。働いている会社の規模や収入に関係なく、まずはこの年数を増やすことが近道です。
働き始めでも選べるカードローンを見極める4つのポイント
仕事を始めたばかりの時は何かとお金が必要になります。仕事で必要になる靴やスーツ、バッグなどは自分で用意する必要があります。同期と食事に行ったり、上司と食事をするなど何かと費用がかかります。会社で使うものや交通費であったとしても必ず支給されるとは限らず、自分の給料からやりくりする必要があるのです。
また働き始めたのをきっかけに、1人暮らしを始めるという人もいます。こうした場合には新しく住み始めた家で、家具を揃えたり日用品を準備するための費用が必要になります。そうした場合に役立つのかカードローンやキャッシングです。CMなどでもよく見かけるようになり、比較的知名度も高くなってきました。
(⇒カードローンは何故人気なのか?)
このように融資を受けることを目的としたサービスは働いていて、収入がある程度安定して得られていれば利用することが出来ます。働き始めたばかりで、就業年数が少なかったとしても、申し込むことはできるのです。しかしやはり、ある程度働いている年数が経過している方が印象が良くなるもの事実です。
とは言え、どうしても融資を受けたいと思っているのであれば4つのポイントで、融資が受け付けられやすい会社がどうかを見極める方法があります。
1,規模が大きな会社のキャッシングやカードローンである
2,若者向けのコースやプランがある
3,学生ローンを展開している
4,無利息や無金利といったプランが有る
まず、規模が大きな会社であればあるほど、融資を受けやすくなるのは当然です。資金が豊富にあるため、働き始めている状態だったとしても収入があれば貸すことができるのです。若者向けのプランや学生ローンというのは、若者に向けた商品が多いということを指しています。
無金利等の場合にはお得なだけでなく、事業資金としてではなくあまり余裕が無い人にむけてのコースであることがほとんどです。そのため、仕事を始めたばかりでお金がないという状況にも対応してくれる確率が上がるのです。