個人で細々と男性向けシルバーアクセサリーの輸入販売をしています。しかし、売上が思わしくなく、十分な利益が上がりません。生活費や店の運営のための資金をカードローンで調達したいと思うのですが借りたお金を事業資金として利用することはできますか？（参考ページはこちら→カードローンの用途自由の意味について）
カードローンによると思います
不景気なので個人で何かやるというのは結構難しいですよね。お金が必要ということですが、カードローンで借りたお金を事業資金に使えるかどうかというのは借入先によると思います。確かにビジネスローンのようなのはたくさんありますが、ビジネスローンとなると事業の決算書や計画書などが必要な場合もあり、手軽に借入というわけにはいきません。基本的には消費者金融系は使い道にはあまり厳しくなく、反対に銀行のカードローンの場合は事業資金には使用できませんとはっきり明記されています。必ずしもというわけではありませんが銀行のカードローンの方が規定が厳しいようです。
個人的にはやはりカードローンを事業資金に充てるというのはよくないと思います。カードローンを借りなくてはいけないほど経営が悪化しているところに、借金をして自転車操業をしたとしても遅かれ早かれ経営は破たんすると思います。今するべきことはカードローンで借入をすることではなく、経営を見直すことではないでしょうか。そのためにはひとまずアルバイトかなにかで兼業して当面の生活費を工面する必要があると思います。
それに自営業者がカードローンを利用するためには会社員よりも厳しい審査があります。会社員の場合は在籍確認をすればきちんと会社に勤務していることがわかり、安定した収入があることが証明されますが自営業者の場合は少額の借入でも収入証明の提出が求められます。収入証明を取るためには役所まで足を運ばなければならないので少々煩わしいかもしれません。もし現在質問者様のショップの経営状態が悪ければカードローンの使途以前に審査に通るかどうかわかりません。借入できたとしても金額は少ないと思います。カードローン会社にとって重要なのは申込者がきちんと返済できるかということです。
カードローンの中にもビジネスカードローンなど自営業者、個人事業主などを対象としたカードローンもありますのでチェックしてみてください。金融機関の担当者に相談すれば詳細を教えてくれると思います。
【参考ページ】
職業で変わるカードローン審査
オリックスには事業資金を借りられるカードローンがあります
一般的にカードローンといえば日常生活で急にお金が必要になった時に、街のお財布的な使い方ができる便利なキャッシングの一つです。例えば、給料日前に彼女とデートをする時にお金を借りたり、欲しかったブランド品がバーゲンで売りに出ているのを買うためにお金を借りたりします。
そのため借入限度額も50万円とか100万円など、返済しやすい金額が設定されています。この限度内で借りている分には毎月の返済額も小さくて済みますし、返済をしながら何度でも借りることができます。このようにカードローンというのは、庶民の生活に密着した使い方ができるのです。
個人経営者が会社の運営にひつような事業資金などを借りる場合は、銀行などの融資を受けるのが一般的です。しかし銀行から借りる場合は事業計画書やこれまでの収益表などを提出しなければなりませんし、審査にも時間がかかります。例えばつなぎ融資などの急ぎの資金が必要な場合は、とても不便です。このような時に便利なのが事業者用のカードローンです。
（⇒どこの会社から借りる？）
一般的な消費者金融のキャッシングは事業資金などには融資をしてくれません。しかし金融機関の中には、個人事業主のためのカードローンを用意しているところがあります。万一の場合を考えて、個人事業主の方はこのカードを持っておくことが必要です。事業者用カードとして評価が高いのが、オリックスが発行している「ORIX CLUB CARD」です。
「ORIX CLUB CARD」は入会金や年会費が無料ですし、融資限度額も500万円と高額になっています。金利も低めに設定してあり、限度額の500万円を借りても6パーセントから14.9パーセントという利率になっています。売り上げが入金されるまでの運転資金や、銀行から融資を受けられるまでのつなぎ資金として利用するには非常に便利なカードローンです。
返済方法も計画的に無駄なく返せるように2つのプランが用意されており、残高にかかわらず毎月一定の額を返済できるプラン、残高に応じて返済額が決まるプランのどちらかを選ぶことができます。
