銀行カードローンで返済が長期化するトラブルがあったと聞きました。銀行のカードローンは消費者金融に比べて、契約中のトラブルが少ないと言われていたので、こういったニュースは少し意外でした。しかも、金銭トラブルになるような人には思えないようなタイプの人でも、返済が長期化する危険性があると聞きました。どういったケースでこのような問題に発展するのでしょうか?
(⇒銀行と消費者金融はどのように違う?)
銀行のトラブルで多いタイプは借り入れが慢性化するケースです
借り入れの時に返済トラブルを起こすケースというのは、ある程度限られています。しかし、その前提はあくまで利用者の性格や金銭感覚が原因になっていることが多いです。ところが、一般的には全く問題のないような性格の人であっても、借り入れの時に問題となるケースがあります。しかも、それは金利の高い消費者金融の借入ではなく、銀行を利用したほうが起こりやすいとも言われています。
(⇒会社で変わるカードローン)
このようなトラブルのケースで一番多いのが、借入という行為が慢性化することで返済が長期化して起こるものです。銀行の金利は消費者金融に比べて低く、借り入れの金額が多くなってもそれほどの負担にならないことが多いです。特に、金額が数百万を超えた時ほど、消費者金融に比べて金利的メリットが強くなります。そうした中で、つい多くの借り入れをしたり、返済が長くなっても気にしない利用者がいるのです。これはあくまで契約者の心理的な原因であり、「銀行の借り入れなら沢山借りても大丈夫」だという心理になりやすいのです。
全体的な流れとしては、最初は借入額がすくなく、返済も問題なくしている状態にあります。次に、もう少し大きな金額を借りるようになります。そして、徐々に返済が長期化していきますが、この段階では金利の負担はほとんど変わらないので、多少返済がのびても大丈夫だと思うようになります。そして、最終的に返済額より借り入れの方が大きくなりトラブルになるのです。
【参考ページ】
返済出来なくなるような状況に陥ると起こる事
始めての銀行カードローン…危険性はあるの?
始めての銀行カードローン・・・・危険性はあるの?
急にお金が必要になりました。あなたならどうしますか?
家族や親戚又は友人等に頼れるならばいいでしょう。働いている会社で共済や組合等で融資をしてくれるのも一つの手段かもしれません。しかし、なかなか「お金を借して」って言いづらいものです。
そういう時にもし一人で悩みを抱えてしまった場合、どのようにすればいいでしょうか?借りるとは言っても、どこからどうのうにして借りればいいのか、迷ってしまいますよね。そんな時は、まず目的を明確にしましょう。
(⇒カードローンは悩む前に相談を)
かなり大きな金額が必要になった場合(車の購入や住宅の購入など)の借入先は銀行や信用金庫などの低金利ローンがよいでしょう。専門の窓口を設置しているところもあります。悩ましいのは、ほんの数万が一時的に必要な場合です。例えば結婚式が続いて御祝儀代が足りないとか、急に家電が壊れて必要になったなどです。このくらい給料が出たらなんとかなるだろうと思うけど、給料日はまだまだ先で今すぐ必要だし、親や友人を頼りたくないという人もいるでしょう。
(⇒信用金庫の特徴について)
そこで役に立つのが銀行カードローンなのです。このローンは少額の一時的な借り入れにこそ向いていて、便利で気軽に申し込めることができるローンです。カード一枚あるだけで数千円から数万円、なかには数十万円まで瞬時に借りることができ、急な用事でお金が必要になった人にはとても便利なカードローンと言えるでしょう。しかも銀行のATMやコンビニのATMで簡単に借入れすることができます。
でも銀行カードローンに危険性はないの?実はこの簡単に借入れできるということころに危険性のポイントがあります。簡単に借入れできる反面、自分が今現在いくら借りていて、金利を合わせていつまでにいくら返さないといけないかわからない。日々の生活に追われてそのことを忘れたり、調子に乗ってどんどんどんどん借りてしまい返済額が増えてしまった。このようになると実に危険です。返せないからと新たに別の会社のカードローンを作ってそれを返済にあてたら余計に借金が増えたという人も少なくはありません。
まさに御利用は計画的にです。使用する時はよく考えて使用しましょう。