個人事業主ですが、銀行からの融資を考えています。銀行からの融資に何かデメリットはあるのでしょうか?若いころに消費者金融から融資を受けていたので、どうしても違いが気になってしまいます。融資限度額、遅延時の対応、あとはアフターサービスなど、違いを教えて頂けると助かります。
(⇒融資に存在するリスクに向き合う)
細かな違いはありますが、消費者金融とは一長一短です
銀行からの融資はなにも住宅ローンばかりでなく、個人や、個人事業主向けのプランも存在します。以前までは審査が厳しい上に、時間が掛かる印象がありましたが、ここ数年で大幅に簡易化と短縮化がされ、最近では即日のご融資も珍しくなくなりました。
(⇒融資の審査基準はどうなってる?)
そして銀行系カードローン最大のメリットは、一般的な消費者金融以上の低金利と、借入限度額にあります。総量規制(貸金業法改正)対象外の為、年収の3分の1以上の融資も可能と、多額の融資が必要な方にはうってつけのサービスとなっています。また、消費者金融と同じく、多くは無担保、保証人無し。遅延時の対応やアフターサービスについても、消費者金融と比べて遜色ないと考えてよいでしょう。
しかし情報をすぐ調べられる会社とは異なり、それが不可能な個人事業主は、審査の面で不利です。そこが銀行カードローンのデメリットとも言えますね。審査は借入限度額が莫大であるが故に、提出書類で今後のプランを提示する必要があります。プレゼンテーションの能力が問われてしまうという訳です。提出書類には細心の注意を払いましょう。
【参考ページ】
個人事業主での融資の受け方
銀行系カードローンはなぜ危険といわれるのでしょうか
最近テレビコマーシャルでもおなじみの銀行系カードローンですが、利用するメリットはとても多くあります。
まず、銀行系カードローンは消費者金融などと比較すると全体的に金利が低く、これは返済時にとても有利です。金利が高ければ高いほどトータルの支払額は多くなりますから、金利はやはり0.1%でも低いところから借りたほうが有利です。また、最近ではネットバンク系の商品も普及してきていますので、銀行間の低金利競争が激化しており、ますます低金利下の傾向にあるので、これは私たちにとって大変大きなメリットになります。
もう一つの大きなメリットは、総量規制の対象になっていないということです。総量規制は借金の上限額を年収の3分の1以下にしなければならないという法律であり、この法律の適用がある消費者金融の場合には、収入の低い人は借入額も自動的に低くなります。さらに、収入のない専業主婦のような方の場合には、お金を借りること自体ができないというわけです。
それに対し、銀行系カードローンでは借入限度額は審査次第になりますので、このような制限がありません。さらに収入のない専業主婦の場合でも利用できる商品が数多くありますので、主婦の方がお金に困った場合にもとても役立ってくれるのです。しかし、低金利で借金額の制限がないということは、同時に危険でもあるのです。
どういうことかというと、低金利ゆえに安心して借りすぎてしまうという危険性と制限がかからないために借りすぎてしまうという危険性をはらんでいるということです。これは住宅ローンなどでもよく言われることですが、借りられる金額は返せる金額とは限りません。ですから、銀行系カードローンの場合には、消費者金融以上にお金を借りることに対する自制心が必要なのです。
具体的には、借入は必要最低限にし、さらにカードローンの利用前には綿密な返済計画を立てることがとても重要になります。必ず返済シュミレーションなどを利用してしっかりと返済計画を立ててから利用するようにしてください。
(⇒カードローンで困った事があれば何でも相談してみるべし)