学生時代から仲よくしている友人がいます。数年前に自分で会社を立ち上げたのですがうまくいっていないようです。先日銀行のカードローンの申し込みの身代わりを頼まれました。返済はきちんとするし迷惑はかけないというのですが、なんだか心配です。こんな場合はどうしたらいいでしょうか。

絶対に断ってください!

それっていわゆる名義貸しという行為ですよね。名義貸しといっても実はその行為自体が存在しないんです。銀行でも消費者金融でもお金を借りたら借りた人が返さなければなりません。契約者に全ての責任があります。その後ご友人が返済を拒否してもご友人はなんの罪にも問われませんし、返済義務はありません。名義貸しは連帯保証人よりこわいと思いますよ。

私が聞いた話をお話しましょう。知人の友人には交際している男性がいて、その人も自分で会社を経営していました。婚約もしていたし、結婚する約束もしていたので彼女はなんのためらいもなく彼のために消費者金融のカードローンを契約してそのカードを渡しました。最初はきちんと返済していたようでしたがあるとき消費者金融から返済が滞っているという連絡がきました。あわてて取引内容を確認すると20万円借りるだけと言っていたのに実際には80万円近い借入があって、返済も全然されていませんでした。あわてて彼に確認をとるとすぐに払うと言ったのでひとまず安心しましたがそれから半月後彼は消息不明になり、彼女は今も借金を払い続けているということです。たとえ彼を見つけたとしても強制的に払わすことはできませんし、法的な力もありません。彼は交際しているときは優しくて頼りになる男性だったらしいですが、お金は人を変えてしまいます。

とにかく絶対に名義貸しはしないでください。それはご友人のためにもなりません。会社の経営がうまくいっていないならこのあたりで諦める勇気も必要なのではないでしょうか。もう少し続ければどうにかなるなんていうのは幻想です。おそらくご友人はもうどこも借入先がないのであなたに頼ってきたんだと思いますよ。そんな状態では会社経営なんて、無理です。また契約したカードを他人に譲渡するのは禁止されているはずなので銀行に発覚すれば今すぐ全額返済するようにと言われるかもしれません。あなたにとっても、ご友人にとってもいいことはありません。少しご友人と距離をおくべきでしょう。

なぜ銀行カードローンなどは申込を頼まれると貸してくれるのか

私たちは毎日お金を使って生活をしています。生きていると様々なことに対してお金がかかります。食費や交通費、水道光熱費や税金など多くの項目があるものです。これにプラスして自分が欲しいものがあると、さらにお金がかかります。また、急な冠婚葬祭や不慮の事故などもあるため、いつどこでお金が必要になるか分かりません。

このお金が仮に不足することがあったらそれは大変です。時には生活するにも困ってしまうかもしれません。もし、こうなってしまったら私たちはどうすれば良いのでしょうか。

お金が不足した場合は大きく分けて3つの対策方法があります。1つめは乗り越えられるように我慢したり、節約したりすることです。この方法は自分の中だけで完結することが可能なので、誰にも迷惑がかかりません。食費を削ったり、欲しいものを我慢したりといったことで対応するのが定番なやり方です。

2つめは人からお金をお借りることです。一番近い存在の家族や親戚、または友人や知人などから借ります。普段からお金のことに関してある程度しっかりしていれば貸してくれる可能性が高いです。頼まれると断れない程度の金額や期間ならば貸してくれる人もいるはずです。この場合の利点は金額や期間によっては金利などのプラス部分を支払わなくても大丈夫なことがあります。あくまでも信頼関係のみで貸してくれるからです。

3つめは金融機関に申込んで借入をすることです。金融機関とは日本全国に沢山あり、金融取引に関することを業務としている組織のことです。この金融機関の中でも銀行と消費者金融が良いです。これら2つは個人に対して積極的な融資を展開しているのです。事業拡大のため、現在は希望者への融資も拡大しています。銀行はこの融資制度をカードローンと呼んでいます。審査には厳しい面はありますが、金利が低いのが魅力です。一方の消費者金融は審査は通りやすいですが、金利が高い面があります。どちらを借りるかはその人次第ですが、大事なことは計画的な借入をし、確かな返済をすることです。
(⇒銀行と消費者金融ならどちらから借りる?

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