ブラックでカードローンが作れないときは?

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3年ほど前、仕事やプライベートで悩んで、どん底の生活に陥ったことがあります。仕事をやめ、部屋を追い出され、夜逃げのような形で実家で生活していました。そのとき、支払いをしなかったカードローンの返済のせいで現在、新たな融資が受けられません。この状態でもカードを作る方法はあるのでしょうか。(参考ページはこちら→ブラックOKな融資はあるの?

ブラック情報がクリアされるのを待つか、中小企業に当たる

全国の金融機関が利用する個人信用情報に、いわゆる「ブラック情報」が掲載されると、融資の申し込みは非常に不利になります。返済が遅れたり、その遅れが数か月に及んだ場合、自己破産した場合、など、信用状態が悪くなるにつれ、どんどん借りにくくなります(自己破産した場合は法的に融資を受けられなくなります)。

そもそも、金融機関は、利息という手数料で利益を得て成り立っています。大手消費者金融ともなると、個人向けの融資だけで、年商何百、何千億円となるわけです。

たとえば単純計算して、金利(年利)が18%で、1人に10万円を融資した場合、1年の利息は1万8000円となります。それが1年で1000人に融資だと1800万円、1万人だと1億8000万円、100万人で180億円・・・となるわけです。まず、100万人の利用者なんて、大手でなければ難しいことがわかります。

また、全員がきちんと返済できるとは限りません。悪意がなくても事故や病気などで返済が不能になることも。10万円が返済されないと、その分を他の人の利息約10人分で補分ければいけない。いままで重度のブラック情報がある人に、融資会社が融資できないというのもわかります。

こうしたことから、ブラックでカードローンを作れない場合の対策として、二つが考えられます。一つは、ブラック情報が消えるのを待つということ。5~7年で、ほとんどの信用情報機関で登録が抹消されるようになっています。

もう一つは、そんな人でも融資している会社に当たってみること。どんな業界でも、大手からこぼれた顧客を拾う、中小企業は存在します。ただしこうした会社は資本が少ない分、生き残りのために完済には非常にシビアでえす。ブラック傾向の人からもきっちり返済を受けられる、タフな交渉ができるスタッフがいる、ときには法律すれすれの場合も・・・と考えたほうがよさそうですね。
(⇒金融業者によって対応は大きく変わる?

ブラックでカードローンが作れないと思っている方へ

借金が多額になり多重債務者になってしまった人は、裁判所の借金返済のための制度を利用することがあります。例えば債務弁済調停、特定調停、個人再生、破産手続などが主な例です。これらの制度は、利息をカットしてもらった上で返済を続けるものや、借金の一部又は全額を棒引きにしてもらうなど様々ですが、お金を貸した側からすると、少なからず損害をこうむることになります。

そのため、これらの制度を利用した場合には、貸金業者のブラックリストに名前が掲載されて、カードローンが作れなくなると言われています。また、実際にブラックでカードローンが作れない人が存在するのも事実です。

しかし、一度でもブラックリストに掲載されると、永久にカードローンが作れないかというと、そうではありません。そもそも、ブラックリストに永久登録されるわけではありませんから、貸金業者によって取り扱いは違うでしょうが、ある一定期間が経過すればブラックリストから抹消されるようです。

また、ブラックリストに掲載されていても、貸金業者によってはカードローンを作れることがあります。これは簡単な理屈で、裁判所の制度を利用することにより、借金が整理されて資力が回復したとも考えられるからです。多重債務状態の時は、いつ裁判所の制度を利用されて借金をチャラにされるか分からない不良なお客だったのが、制度の利用後は一転して上得意に変わるわけですから面白いものです。
(⇒融資審査の基準は複雑?

そこで、裁判所の制度を利用してブラックリストに掲載されたからカードローンが作れないと考えている方は、ものは試しにカードローンを作れるか実験してみることをオススメします。そして、もしもカードローンが作れなかった場合は、毎年試してみてください。きっと、そのうちにカードローンが作れる筈です。

カードローンは、非常に便利なツールですから、ブラックリストに掲載されたからといってカードローンを作るのを諦めてしまうのはもったいないですよ。

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